紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

台風に対する判断について

本日は台風が接近しているため、天気は大荒れである。こんな中授業や仕事に行かなければ(或いは帰らなければ)ならない人はさぞ大変だと思う。

 

さて今回は、台風や自然災害が発生した場合における会社や企業の判断とその通知、そして自己の判断についてである。

前者に関して企業についてはこれまでさんざんTwitterなどで話題になっているが、学校についてはあまり話題にならず、現場の指示もまちまちという状況になっている。

つまり学校は、多少改善されたが災害に対する判断とその発表が比較的遅くなるという場合が多いのだ。これは多くの人数を抱える大学ほど起りやすい現象であり、劇的な改善はおそらくされにくい。それは行われている授業の把握や代替措置を考える時間が必要だからであり、その時間こそが発表を遅らせる最大の要因となっているのだ。一大学生としては、開校するしないは何よりも速く伝えて欲しいと考えているが、大学側にもそのような都合が存在しているのである。

 

次に自己判断である。これは私の偏見かもしれないが、世間一般の大学生が授業がなくなるなんて通知が来たら大喜びする生物だ。このため大学に行く行かないについては適切な判断(行かないという)ができるが、では自然災害が身近に迫っていた場合はどうだろうか。

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↑こんな風に。

正常性バイアスという言葉があるが、これは大学生含む如何なる人間にも当てはまってしまうことがある。「自分は大丈夫」といった根拠のない自信や、「以前はこうだったから大丈夫」といった間違った認識が行動を遅らせ、最悪の場合死に至ることもあるのだ。これに対応するには、

  • 災害はいつ起きてもおかしくない。
  • 自分の予想を凌駕する災害が発生するかもしれない。
  • もしも災害が発生したらとにかく安全なところに逃げる。

ということを大学生含む我々日本人は常日頃から考え、万が一はさっさと避難所へ逃げることが重要であろう。それが災害大国日本で生きるための秘訣であり、義務なのでないかと台風の中で思った。

 

最後になるが、今回は防災グッズを貼っておく。持っていないとかこれからそろえるという人がいれば是非見てみて欲しい。

それではまた。

 

非常用持ち出し袋36点セット リュックタイプの防災セット

非常用持ち出し袋36点セット リュックタイプの防災セット

 
自衛隊防災BOOK

自衛隊防災BOOK

 

 

日本酒紹介~〆張鶴~

集中講義が始まった。まじめな授業になるかと思いきや、それは明日からとのこと。今日はONE PIECEとかガンダムとか銀英伝とかマトリックスとかそんな感じだった。これは授業の一環としてはエエのやろか。まあ楽しんで聞いてる人が多かったしそんな授業があってもよいだろうと思った。

 

前置きはこれくらいにして、今回紹介する酒(飲んだことがある)は〆張鶴

www.shimeharitsuru.co.jp

である(私のPCでは1回で変換できない)。

 

この酒の特徴は“飲みやすい”ことである。

これは勿論悪い意味ではなく、よい意味で言っている。〆張鶴は、とにかく滑らかなのだ。それは以前紹介した麒麟が持つ辛さを基底とした素晴らしいキレ味とは異なり、純粋に喉をさっと抜けていくにもかかわず確かに感じる米のうまみが根底にある。それゆえ〆張鶴はおそらく如何なる料理にも合い、つまみがなくとも飲み応えを感じられる日本酒なのである。

ちなみにどの種類で言っているんだ、と思う方もいるかもしれない。私が飲んだことがあるのは〆張鶴月という本醸造酒であった。この本醸造酒は、私が飲んできた本醸造の中でもトップスリーに入るくらいよかったため、上記の通り記載した。

 

まあ長々と語ってきたが、わかりやすくいうと〆張鶴は非常に飲みやすく美味しい日本酒であるということである。とくに本醸造の美味しさについては、私の中では最上級のものであり、吟醸や生酒に飽きたときにはよく飲ませてもらっている。

 

技術の進歩によって吟醸や生酒が世間に大量に流通されるようになったため、日本酒を飲む若い人々や通の人々は吟醸系や生酒系を追い求めるようになり、蔵元もそういった酒を造るところが増えている。しかし本醸造酒普通酒にだって美味しい酒はあるのだ。今回はなんとなくそんなことを伝えたかった。

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↑写真がなかったため今回はいらすとやの鶴のアイコンでお茶を濁すことにする。

最後になるが〆張鶴だった価格は問題ないだろうとアマゾンで確認したところ、定価以上であった。もう酒をアマゾンで販売するのはやめたほうがいいんじゃなかろうか。これでは貼れないので、また新潟の名物を貼っておく。

それではまた。

 

【精米】新潟県産 白米 新之助 5kg 平成29年産

【精米】新潟県産 白米 新之助 5kg 平成29年産

 
亀田製菓 亀田の柿の種6袋詰 200g×6袋

亀田製菓 亀田の柿の種6袋詰 200g×6袋

 

 

 

日本酒を飲んで~鍋島~

今日はなかなか涼しかった。九月に入ったばかりで残暑があまり続かなさそうなため一安心であるが、台風が来ているのが気がかりだ。けれど明日から集中講義が始まるため、台風のせいで学校に行けないなんてことを考えると心配半分何かわくわくしてしまうのは私だけなのだろうか。

 

前置きはこれくらいにして、今回は以前紹介した鍋島を飲んでみた。

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↑私はお猪口か升で日本酒を飲むが、今回は食中酒としてであったため升で飲んだ。後ろにあるのは和らぎ水。これについては後日説明しようと思う。

 

においはほとんどなし。ではお味は...?

まず第一に感じたのは酸味のある上品な甘み。

それがすっとまるで粉雪が溶けるかのように消えてなくなった。

まるでつかみ所がなく、酸という甘みをこちらに手渡しながら消えてしまう名残惜しい酒であった。その味を再び飲もうとするために、すいすいと飲めてしまう。水ではないが、水よりも強く飲みたいという欲求を持たせてくれる素晴らしい日本酒だと感じた。

これが特別純米。これで特別純米。美味しかったとしかいいようがない。もっと飲んでみたい。

 

さてこんなことを書いたが、以前のブログで述べたように鍋島を東日本で買える店はあまり多くない。私自身がそのことに悲しみを感じているのだが、現代ではネット通販というモノがある。興味がある方はぜひ目の前のハコでググって探してみて欲しい。(ただし、アマゾンと楽天はやめておこう。)

 

最後になるが、今回は先輩が福岡に行ってきたという話を聞いたので福岡の名物を貼っておく。興味がある方は是非見てみて欲しい。

それではまた。

 

【 左衛門 】 博多ぶらぶら (15個入) × 1箱
 

 

 

日本酒紹介~村祐~

駅に置き忘れてきた自転車を持ってきて整備をした。枯れ葉が挟まっていたりオイルが足りなかったり錆が目立つようになったなど様々な問題が発生していたが、今回の整備で乗りやすくなったと思う。来週からはまた学校に行かなければならないため、通学手段を再確保できたのは幸いであった。

 

前置きはこれくらいにして、今回は昨日の記事でも少し触れた村祐という日本酒について語っていこうと思う。

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↑これが村祐の常磐ラベル。この写真は友人に撮ってもらったが、その際にカメラ沼へのダイブを進められた。これについては後日記事にしようかと思う。

さてこの村祐、聞いたことはあっても飲んだことはないという方もいらっしゃるかもしれない。それもそのはず、この酒は社長兼杜氏村山健輔氏が一人で作っているからであり、生産量は年200石にいくかどうかだからである。

希少性については上記の通りであるが、味についても面白い。村祐は高級和菓子に使用される『和三盆糖』をイメージした酒であり、そのため素晴らしく甘い味がする酒なのだ。(飲んでいないため他人の評価を参照しているのは許して欲しい。)

 

ここで私見なのだが、既存の淡麗辛口を中心とする新潟淡麗の流れは現在の全国的な甘い日本酒、いわゆる芳醇旨口や生原酒の流行とは異なった、いやむしろ対極の場所に位置している。しかしそれは全く悪いことではないと思う。地域にはそこの気候や風土、土壌、特産物にあった日本酒が存在し、新潟の日本酒もそうであるというだけなのだ。けれど、それだけでは多様性がなくなってしまうし、何よりももったいない。新潟で新潟のスタンダードである淡麗辛口を飲み、同時に新潟で醸されたそれ以外の味の日本酒を飲むことができれば、それに勝る幸せなど存在しないだろう。

 

私はこういった考えから、今回は素晴らしく甘いと評判であり、ある意味で“新潟の酒らしくない”という村祐を紹介させてもらった。しかし村祐もれっきとした新潟の酒であるからこそ、もし飲む機会があったのであれば「新潟淡麗」という先入観をいったん置いておいて飲んでみて欲しい。そうすればきっと楽しく日本酒を、村祐を味わえるだろう。

アマゾンでは村祐酒造が存在している新潟県新潟市の名物を乗せておく。興味があったら是非見てみて欲しい。

それではまた。

 

大阪屋 焼き菓子 新潟銘菓 万代太鼓 24個入
 
元祖柿の種 ピー入り柿の種 国産ピーナッツ使用 190g(19g×10)

元祖柿の種 ピー入り柿の種 国産ピーナッツ使用 190g(19g×10)

 

 

 

日本酒の甘辛について

ここ数日雨が続いている。ただ降るだけならいいが、大量に降ることで川が増水したとか警報が出ると色々身構えてしまうためあまり気分的にはよろしくない。しかし六月七月とほとんど雨が降るのを見なかったため、雨が降るのを見てなんとなく嬉しい気分になった。

 

前置きはこれくらにいして、今回は酒の甘いと辛いについてお話していこうと思う。まずたいていの日本酒には

  • 日本酒度
  • 酸度

というものが存在する。両者はその日本酒がどんな味をしているかを知るための一つの指針になるものなのだ。

わかりやすくいうと、前者の日本酒度については+と-が存在し、+であればあるほど辛く-であればあるほど甘い

酸度については数値が大きければ大きいほど酸があり辛く数値が小さいほど酸が少なく甘く感じられるといった感じである。

 

勿論現在では多様な日本酒が存在するため全てがこれに当てはまるわけではないが、自分が好きな味を思い浮かべて、二つの数字を見てから日本酒を購入してみてはいかがだろうか。そうすれば自分が一つ賢くなったように感じられるし、お口に合わない日本酒に出会う回数もきっと減るだろう。

けれど、それぞれの味にはそれぞれの良さがある。なので、自分が好きな味を飲むのもいいが、つまみを変えたりした時に今までとは異なった日本酒を飲んでみてほしい。そうすればいつかきっと自分が「これだ!」と感じられる日本酒に出会えるはずである。

ここで私が思う地元新潟の素晴らしい辛い酒と甘い酒を紹介する。

辛い酒は以前とりあげた麒麟山で、甘い酒は村祐である。麒麟山はともかく村祐は超少量生産の日本酒であるため入手困難ではあるが、ぜひ酒屋や居酒屋で探してみて欲しい。

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↑ いらすとやの日本酒のアイコン。特に貼る写真がなかったためこれにした。

最後にいくつか日本酒の事を知るのによい本を貼っておいた。興味がある方は是非読んでみて欲しい。

それではまた。

 

ゼロから分かる! 図解日本酒入門

ゼロから分かる! 図解日本酒入門

 
日本酒の基礎知識―知りたいことが初歩から学べるハンドブック

日本酒の基礎知識―知りたいことが初歩から学べるハンドブック

 
新潟発R 2017春・本誌2号 「酒」特集

新潟発R 2017春・本誌2号 「酒」特集

 

 

 

 

 

先輩から頂いた日本酒~鍋島~

夏休み中だというのに大学に行ってせわしなく勉強している。それもこれも卒論についての構想を練るためである。それでもよい論文が見つかり一歩進めたのは収穫だった。

前置きはこれくらいにして、今回紹介する酒(まだ飲んでいない)は鍋島である。

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こちらは鍋島の特別純米で、九州に旅行に行った先輩からお土産として頂いた。(お返しとして大阪で購入したみむろ杉純米吟醸を差し上げた。)

この鍋島は佐賀県

nabeshima.biz

が醸している酒であり、色々な賞を取って有名になった酒でもある。なんでもバランスがよい酒であり、とても美味しいとのこと。まだ飲んでいないためなんとも言えないが、今佐賀県で一番有名な酒であるため九州や佐賀に用事がある方は購入してみてはいかがだろうか。

またアマゾンで確認してみたところ鍋島も通常価格を甚だしく超えていたため今回も記載しない。加えて九州の日本酒であるため、東日本や北陸ではあまり売っている店はないだろう。なので代わりに佐賀県の特産品やおすすめのお菓子をのせておく。

それではまた。

 

農家直送 嬉野紅茶ティーバッグ(2g×10P)

農家直送 嬉野紅茶ティーバッグ(2g×10P)

 
断ち羊羹 3本入箱

断ち羊羹 3本入箱

 
さが錦 16個入価格2,450円
 

 

 

帰宅して日本酒語り。~喜久泉と勝駒~

インターンシップから帰ってきた。この二日のインターンシップはとても充実したモノで、自分にとってもよい経験になったと思う。

前置きはそうとして、今日はインターンシップ前半終了記念として2本の日本酒を開けた。

一本目が友人からもらった喜久泉である。

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こちらは青森の

www.densyu.co.jp

 という田酒で有名な蔵元が造っている酒で、微量の発泡感と甘みが調和しておりかなり美味しく感じられた。この銘柄でこの美味しさなら、世間一般でもてはやされている田酒はいかほどに美味しいのだろうか。是非飲んでみたくなった。

 

二本目は勝駒である。

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勝駒は純米以上だと書かれている

“小さな手造り酒やですから年に、そう、こっぽり(沢山)とはできません。”

という言葉の通り少人数による超少量生産の日本酒であり、地元でも取り扱っている店はほとんどない。たまたま近くの店で売っていたため購入したが、前評判の通り本仕込み(本醸造)でも素晴らしく美味しく感じられた。今度は純米とか純米吟醸なども飲んでみたい。

 

最後にいつもだったら両方ともアマゾンを掲載するのだが、今回勝駒の方は掲載しない。それは勝駒のアマゾン価格が転売価格になっており、いわゆる定価ではまったくないからだ。勝駒 本仕込みは720mlで1400円するかしないかという値段だが、アマゾンでは最安値でも8800円なのである。適正価格を超越した価格で販売・購入することは、日本酒離れを引き起こしかねない要因であるため、私は全ての人に適正価格で購入して欲しいと思っている。だからこそ今回はアマゾンは乗せない。もし飲んでみたいという方で北陸に住んでいる方であれば、酒商田尻本店なかやす酒販、そして

www.sakefujita.com

に足を運んでみてはいかがだろうか。

 

最後にではあるが、日本酒はぜひ適正価格で買って飲んで欲しい。その方がおいしい。

それではまた。