紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

日本酒の甘辛について

ここ数日雨が続いている。ただ降るだけならいいが、大量に降ることで川が増水したとか警報が出ると色々身構えてしまうためあまり気分的にはよろしくない。しかし六月七月とほとんど雨が降るのを見なかったため、雨が降るのを見てなんとなく嬉しい気分になった。

 

前置きはこれくらにいして、今回は酒の甘いと辛いについてお話していこうと思う。まずたいていの日本酒には

  • 日本酒度
  • 酸度

というものが存在する。両者はその日本酒がどんな味をしているかを知るための一つの指針になるものなのだ。

わかりやすくいうと、前者の日本酒度については+と-が存在し、+であればあるほど辛く-であればあるほど甘い

酸度については数値が大きければ大きいほど酸があり辛く数値が小さいほど酸が少なく甘く感じられるといった感じである。

 

勿論現在では多様な日本酒が存在するため全てがこれに当てはまるわけではないが、自分が好きな味を思い浮かべて、二つの数字を見てから日本酒を購入してみてはいかがだろうか。そうすれば自分が一つ賢くなったように感じられるし、お口に合わない日本酒に出会う回数もきっと減るだろう。

けれど、それぞれの味にはそれぞれの良さがある。なので、自分が好きな味を飲むのもいいが、つまみを変えたりした時に今までとは異なった日本酒を飲んでみてほしい。そうすればいつかきっと自分が「これだ!」と感じられる日本酒に出会えるはずである。

ここで私が思う地元新潟の素晴らしい辛い酒と甘い酒を紹介する。

辛い酒は以前とりあげた麒麟山で、甘い酒は村祐である。麒麟山はともかく村祐は超少量生産の日本酒であるため入手困難ではあるが、ぜひ酒屋や居酒屋で探してみて欲しい。

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↑ いらすとやの日本酒のアイコン。特に貼る写真がなかったためこれにした。

最後にいくつか日本酒の事を知るのによい本を貼っておいた。興味がある方は是非読んでみて欲しい。

それではまた。

 

ゼロから分かる! 図解日本酒入門

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日本酒の基礎知識―知りたいことが初歩から学べるハンドブック

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新潟発R 2017春・本誌2号 「酒」特集

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