紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

掃除の始め方。

今日は土曜日であるが、文化の日という祝日である。しかし11月3日は戦前(昭和期)において明治節とされた日であった。これの名残として、今日は祝日なのである。これについては知っておいても損はないだろう。

 

前置きはこれくらいにして、今日は掃除についてのお話である。

皆様は掃除を頻繁にするだろうか。

私はあまりしない。そのため時間が経てば経つほど部屋の床にものが散乱するといった無秩序が形成されるのだ。こんな感じの人は結構いるだろう。

そしてその状態が長引くと、「掃除をしないとな...」といった感情が生まれてくる。しかしそれを実行まで持って行けないのがものぐさな人であり、大学生であるのだ。

ではどうやって気持ちのスイッチを入れるか。

人を家に呼ぶ計画を事前に立ててしまうのだ。

こうすれば、汚部屋で人をもてなすのはイヤだという心理が働き勝手に体が掃除を始める。少なくとも私はそうである。

友人には喜んでもらえ、自分も綺麗な部屋で生活するため活力アップ。よいことづくめである。皆様もある意味で自分を追い込んでから掃除をしてみてはいかがだろうか。

 

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↑掃除が終わったことと祝日なこと、もう一つ今日はよいことがあったので祝杯をあげた。やはりこのビールは美味しい。

 

最後になるが、今回の掃除の始め方は他者を家に招いたときに汚部屋を見せたくないという心理を持っている方向けである。他の人に汚い部屋を見せてもいいという方には、この方法はあまり向いていない。まあそれでも、もしこの記事を読んでくださったのなら、明日は掃除をしてみてはいかがだろうか。清々しい気持ちになれるはずである。

それではまた。

 

 

 

大学という場所。

長かった平日も最終日となり、明日からは休日である。しかしそれでもやることは多い。一歩一歩しっかりと踏みしめながら歩んでいこうと思う。

 

前置きはこれくらいにして、今回は大学についてのお話である。

皆様は大学をどのような場所だと考えているだろうか。教育機関における最高学府?若者たちのたまり場?こんな風に考える人もいれば、逆にモラトリアムを享受する空間や就職予備校などといったあまり肯定的でないイメージで見ている人もいるだろう。

ちなみに私が大学の異名で気に入っているの(ただしあまりよくない意味)は

象牙の塔である。

 

まあ色々書いてきたが、私は大学をこういう場所だと思っている。

『あらゆる人が集まる雑多な空間』

なぜこう思ったか。それは、

私が大学に入らなければおそらく一生会わなかったであろう人々と多く接触したからである。

そしてその交流は、私にとって他者とのつきあい方を今一度見直すよい機会となったのである。

断言していいが、私は大学生になってそれ以前よりかは思慮分別がつくようになったと思う。そしてそれは、間違いなく自分と全く異なった、もしくは自分と似たようなタイプの人々と出会い、交流してきたからである。

そこだけ考えても、私が大学に入った意味はこれ以上なく存在した。

 

結論として大学とは、あらゆる人が集まる雑多な空間であるからこそ、

他者を知り、繋がる場所

でもあるのだ。

もし貴方が大学生であるのなら、より多くの人と繋がってみてはいかがだろうか。そうすれば、他者との交流という経験が蓄積されるだろう。そしてそれは、人生において必ず役に立つと思うのだ。

 

 最後になるが、今回は今日気になった関連のことを貼っておく。興味がある方は是非見てみて欲しい。

それではまた。

 

 

象牙の塔―TOSHI‐LOW詩集

象牙の塔―TOSHI‐LOW詩集

 

 

 

 

早寝早起きの重要性。

寒い日々が続いている。こんな時は鍋がいいのだろうが、いかんせん一人では寂しい。
今度友人らと豪華にやろうと思う。

前置きはこれくらいにして、今回は早寝早起きのお話である。

皆様方は早寝早起きをしているだろうか。私はあまりできていない。
しかしそれによって、問題が生じることが最近になってようやく自覚できてきた。
それは、

肌荒れ

である。
遅寝遅起きをした体の皮膚は、驚くほど再生力が失われるのだ。
例を挙げると赤くなった場所がなかなか治らなかったり、粉が大量に吹き出たりする。
これには私も驚いた。
早寝早起きは肌にも重要だったのである。
これが知れたことが、本日の収穫であった。

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↑全く関係ない以前食べたラーメン。今見ると凄く体によくなさそう。

最後になるが、冬は乾燥の季節であり肌にダメージがいきやすい時期でもある。
皆様方もぜひ早寝早起きをして肌を守っていただきたい。
それではまた。

純馬油 70ml

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北海道 純馬油 クリーム (馬油100%)‐KH762006

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読書の時間と教授の言葉。~大衆の反逆~

本日は頭痛も治っていい感じであった。それは体調面から来るものだけではなく、午前中に行ったプレゼンテーションを終えたことから来る安堵感も含まれていたのだと思う。これで卒論の史料集めも捗るというものである。

 

前置きはこれくらいにして、今回は以前読んだ本の紹介をしようと思う。

その本とは、

『大衆の反逆』

である。この本の著者はホセ・オルテガで、20世紀にスペインで活躍した哲学者である。この本の特徴は、”大衆”を定義し、そして大衆に対して批判を向け改善を望むというある種のエリート的発想が元になっていることであるが、同時に当時の知識人に対しても鋭い批判を浴びせていることでもある。

彼は大衆を大まかに言って

  • 同形質な人々との同化を希求し、その集団に属さない人(優れた人など)を嫌悪・排斥しようとする存在。
  • 義務の履行を厭い、権利の行使を要求する存在。

としている。これそのものに対するオルテガの評価については本を読んで頂きたい。

 

では私は何が言いたいかというと、こういった部分を読んだ際に以前教授に言われた言葉を思い出したのだ。

その言葉とは、

  • 大衆は集団を形成するものであり、それが利点になる事もあるが、大衆という存在を維持するため、自身らのアイデンティティを形成・確認するためにそこに属さない他者(弱者)を攻撃しがちである。
  • 君たちにはそんな大衆に埋没して他者を無自覚に攻撃する人間にはなってほしくない。
  • 安易に大衆になるなかれ。

というものであった。教授がいった大衆とオルテガが定義した大衆は異なるものであり、安易に同一化するのはよくないが、それでも教授が伝えようとしたこととオルテガが論じたことにはある種の共通性があると感じたのである。

教授の言ったことが必ずしも正しいとは限らないだろう。しかし他者を無意識・無自覚に攻撃することはよくないことである。大衆の定義は置いておくとしても、攻撃という点については深く同意できた。

この気持ちを忘れずに生きて行ければ、少なくとも全く意識しないよりかはよい人生を送れるのではないか、そう思った。

 

最後になるが、今回の思考はあくまで私が考えたことであって他者にどうこうというものではない。それを留意して頂ければ幸いである。なおアマゾンには大衆関係の本を貼っておく。興味がある方は是非見てみて欲しい。

それではまた。

 

大衆の反逆 (中公クラシックス)

大衆の反逆 (中公クラシックス)

 

 

 

頭痛を超えて。

本日は頭痛と眼痛がしゃれになっていないため短くなる。

皆様風邪には気をつけて欲しい。

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それではまた。

 

 

休息の終わり。

今回は前置きでなく本編から入る。

私は色々あって本日学校が休みだった。そのため時間に余裕があったのだが、代替読書とゲームに費やしたように思える。

さてそのまま夕方を迎えると何が起るか。

明日が来て欲しくなくなるのである。

 

向き合わなければならないことではあるが、私に残されたモラトリアム期間は一刻一刻と短くなっている。

こうした連休の最終日、なおかつ夜中においてはそれがひどく重く感じられるのだ。

ああ、私は2年後何をしているのだろうか。

分からないまま、私は生きていく。

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最後になるが、今日は日本史に関する本を読んでいた。ゆえにアマゾンには歴史関係の本を貼っておく。興味がある方は是非見てみて欲しい。

それではまた。

 

大正社会と改造の潮流 (日本の時代史)

大正社会と改造の潮流 (日本の時代史)

 
歴史とは何か (岩波新書)

歴史とは何か (岩波新書)

 

 

 

 

 

読書タイム。~ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界~

今日は廊下や風呂場の掃除を行った。最近あまり掃除をしていなかったためか結構汚く、多少時間がかかったものの綺麗にできたと思う。やはり掃除は終わらせると達成感を感じられるものだと思った。

 

前置きはこれくらいにして、今回は今日一日の過ごし方についてのお話である。

今日は久しぶりに完全フリーだったため、一昨日購入した本を読んでいた。

その本(まだ読み終わっていない)は、

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界』

である。著者は阿部謹也氏で、歴史学、とりわけ社会史を囓ったもしくは世間論を学んだことがある人ならご存じだろう。

ネタバレをしない範囲で内容を書くと、我々が知っている「ハーメルンの笛吹き男」という寓話がどういった社会背景によって成立したのかを解き明かすことで、中世の社会像や人々の心理構造について探っていくというものである。

 

この本は網野善彦氏の『無縁・公界・楽』と並ぶ社会史の傑作であり、今もなお実証や歴史研究という側面、そして文章の構成などにおいて学ぶ部分が多数存在している。

詰まるところ、読むべき価値のある素晴らしい本だということなのだ。

 

もし皆様方が歴史学に興味があるのなら、または教養を深めたいと考えているのであれば、是非手にとって読んでみてはいかがだろうか。

最後になるが、今回は阿部謹也氏から社会史という学問に少々触れたが、十分に説明できなかった。そのため入門となるような本を貼っておく。改めて書くことになるが、興味がある方は是非読んでみて欲しい。

それではまた。

 

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)

 
無縁・公界・楽―日本中世の自由と平和 (平凡社ライブラリー (150))

無縁・公界・楽―日本中世の自由と平和 (平凡社ライブラリー (150))

 
ポスト戦後社会―シリーズ日本近現代史〈9〉 (岩波新書)

ポスト戦後社会―シリーズ日本近現代史〈9〉 (岩波新書)