明日の卒論レポートが修羅場である。
しかも土壇場である。
湧き上がってくる感情は、こんな文章として成立しているかも怪しいレポートを先生に見せることについての罪悪感である。
正直文章自体は八割ほど完成した。
しかし残りの二割はまだなんも考えていない。
〆切り明日の17時なのにな。
ある日先生が私に言った。
卒論で一番重要なのは、時間のマネジメントであると。
有限の時間をどのように活用して、どう逆算していくかが重要らしい。
事実それを言った先生はその月に論文を三本くらい抱えていたが、なんとかしたらしい。
やはり研究職の人にも適切な管理能力が問われるということを、提出前日になってようやく思い出した。
私の秋は惨憺たるものであった。
史料は毎日読んでいたが、論を発展させるためにはまだまだ別の研究が必要だということがどんどん判明してくる。
気がつけば11月に突入し、期日が近づいている。
私の計画性の無さという問題点が露呈し始めた。
しかし泣き言はいってられない。
ニンジャスレイヤーも言っていた。
「後悔なんぞ死んでからすればいい」と。
なれば今やる。
見れていない研究がある。
書いていない文章がある。
完成していない理論がある。
しかし、進むことはできるのだ。
そんなポエミーな事を書いて自分を鼓舞しておこう。
明日が近づいている。
それではまた。
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