今回はまた自分についてのお話である。
私は私らしく在ってきた。それは人生においてそこそこの困難をもたらしたが、現在の自分が形成されるのに間違いなく役立ったと思う。
そんな私であるが、例えばこの記事であるように
ある程度成長したように感じている。それは身だしなみを整えるようになったこととか、他者にけんか腰で挑まないとか、自分を前面に押し出さなくなったとかそういうことなのだが。
反面変わっていないことも多い。私の内面が煮えたぎる蒸気機関車であること、それゆえに感情が表情や動作になって表れてしまうことが最たる例だろう。私は興味がないフリをすることが未だにできない。私の身近にいる人なら気がついていると思うが、まず声色に出る。そして表情に出る。最後は身体に出る。
私は身体は大人になった。精神も多少大人になった。...本当に?
正直なところ、私は精神が洗練されることを好ましく思いつつも、心のどこかでは子どものままの精神でいたいと思っているのだ。周囲の目を何も気にせずただ本の世界に耽溺する、あの少年時代のままの。しかしそのままでいるには私は社会を見すぎたし、これからも更に見ることになるのだ。このまま私もあの現実しか見なくなる大人になるのだろうか。
そんなことを考えていたら、先日友人らから「君は君だったし、君のままでいいんじゃない(要約)」みたいなコメントを頂いた。
正直すごく嬉しかった。私は私らしくあるのだと。今でもそうなのだと。それが知れたことが、東京に行った後に帰省した一番の収穫であったと思う。
明日から就活が本格的に始まる。一筋縄ではいかないだろう。しかし、自分を見失わず、自分らしく行こうと思う。就活如きで私らしさを捨てたくなんてないから。
それではまた。
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