紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

図書館に籠る。

 

私は小学校の時、土日の大半の時間おそらく図書館にいた。私にとって本に囲まれた空間はそれだけで何かのパワーをもたらしてくれるのだ。

 

そして今日はレポートの資料を探すために大学図書館の書庫に入っていた。そうしたらついいつものクセで他の本に興味が湧いてしまい、それを読むことに時間を費やしてしまったのである。

図書館は蟻地獄みたいな場所だ。一度入ってしまえば誘惑が多くて抜け出せない。落ちていくかのように読書に集中してしまう。なので使い方は計画的に。

それではまた。

 

世界の不思議な図書館

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世界図書館遺産: 壮麗なるクラシックライブラリー23選

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テスト週間前。

 

後期のテスト週間までもう一週間である。

今週はレポートの基礎部分とテスト勉強を行い、来週はテストが終わり次第レポートを完成させていく予定としたい。

 

なお実現できるかはまた別問題である。今期はゼミ課題という最大の難関を抱えているからだ。今期もこの授業を取りたい!という欲望そのままに来たらこんな感じである。卒業単位は今学期を以て卒論以外はほぼ取り終えるが、四年ではどんな授業を取ろうか。それを考えただけで楽しくなってくる。

まあその楽しさを享受するには目先のテストとレポートを終えなければだろう。なのでやる。とりあえず地理学のレポートと比較文化のテスト勉強から始めた。千里の道も一歩から。

それではまた。

 

 

NHKテストの花道 勉強力がぐんとアップする合格ノート術

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NHKテストの花道 成績アップの“秘策

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何でもない日に祝杯を。

本日は特に何もなかった。

いや、何もしなかったわけではない。ネットサーフィンをして授業の課題をやってマンガを読んで就活のESを書いた。

しかしそれは、全てが家の中で行われたことである。今日は特にどこにも行かなかった。一日が当然のように過ぎ去った。だが、これでいい。

今日は平和な一日だった。この何でもない日に祝杯を掲げよう。

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↑ そんなこんなで開栓したスパークリングワイン。一瞬で空になった。

 

いつか何もなかった日を思い出し感慨に耽る日が来るのだろうか。

それではまた。

感情を制御できるようになったお話。

 

今回は感情と社会、そして自分のお話である。

 

なんとなく無機質に生きている人がいる。外から見れば何を考えているのか分からないタイプだ。しかし、何も考えずに生きている人などこの世には存在しない。いや、世界中を探せばどこかに居るのかもしれないが、少なくとも私は見たことがない。

人には感情がある。そこに違いがあるとすれば、強弱の問題とそれをどのくらい表に出すかということであろう。そして上手く世の中を生きることができる人は場所によって自分の顔を使い分け、本音をしかるべき時以外には出さないような人なのだ。

こんな風に書いているが、私はそういった世渡り上手な人に対して悪感情を持っているわけではない。むしろTPOをしっかり自覚し大人として振る舞える人物だと思っている。

 

私はそうではなかった。他人との距離の縮め方がわからず、空回りをよくしていた。他人の視線なんか気にしないのに、自分が他人にどう思われているかが怖かった。他者の何でもない一言に過敏に反応し、苦労した。他者からの攻撃を受け流すことができず、どんなに無様でも反撃してきた。

そんな私も大学生になり、善き人々と出会った。今思うと私の人生において出会った人々はたいてい善き人々であったのだが、それに気づけたのも去年色々な人と交流し話す機会があったからだろう。私は確かに成長した。自分に合わない環境からはさっさと去り、自分がここが良いと思った環境でそこを自分にとって行きやすい場所へと変革させていった。

そう思うと、私は以前に比べて遙かに感情を制御できるようになった。悪意(大学生活で感じたことはほぼないが)を受け流せるようになった。他者に対し無遠慮な言葉を投げかけることがなくなった。

ああ、私は一つ大人の階段を上ったのだ。

 

しかし同時に恐れていることもある。それは私が世間一般の人のように外に出す感情を制御できるようになっただけであり、内側は依然変わらない煮えたぎる蒸気機関車なのだ。これが社会に出たとき、人の悪意に久しぶりに出会ってしまったときどうなるのかまだ想像できていない。どうせ泣き寝入りなんてしないだろうけど。

社会は広く、深い。大学生、とりわけ我々のような研究室で勉強に没頭していたい人にしてみれば、社会は無限のようであり光が一切入ってこない深淵のようなものだ。けれどそれは

 「暗闇はなく、無知があるのみ。」シェイクスピア

 である。世の中に何のためらいもなく人を傷つけられる人がいる反面、何のためらいもなく人に手をさしのべられる人もいるのだ。その事実を知らずして悲観を語るのはまさしく無知であろう。

 

私の人生は間違いなく幸福であった。なれば、私は私が幸せに生きられる場所で生きるべきだろう。それを探すのが就職活動であり、人生なのだ。故に人を見よう。サンプルを増やそう。自分の感情と社会の理性を分析しよう。嫌だなんて言葉は、大失敗してから吐けばいい。

まだ何も始まっていないのだから。さあ、状況を開始しようではないか。

それではまた。

 

 

感情 (〈1冊でわかる〉シリーズ)

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感情類語辞典

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感情ことば選び辞典

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バーにて。

本日はバーで楽しく飲んでいるため短めである。

 

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白州12年。蒸留所で飲めなかったので飲んでみた。スモーク感が強く美味しい。

一人で物思いに耽るのもいい。

何か新しいことが生まれてきそうだから。

それではまた。

『かぐや様は告らせたい』はいいぞ。

 

2019年最初の月ももう下旬となり、日にちが過ぎるのが早く感じる。光陰矢のごとしという言葉を思いついた先人は違いなく偉大であろう。時間が早く過ぎ去ることを、たった七文字で完璧に表現したのだから。

 

前置きはこれくらいにして、今回は漫画のお話である。皆様は今アニメで放映もされている

かぐや様は告らせたい -天才たちの恋愛頭脳戦-』

をご存じだろうか。

 

あらすじはこうだ。

将来を期待されたエリートたちが集う名門校・『秀知院学園(しゅうちいんがくえん)』。

その生徒会のメンバーである副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行はお互いに惹かれ合っているものの、高すぎるプライドが邪魔をして半年が経っても告白することが出来ない。素直になれない二人は、いつしか自分から告白することを「負け」と捉え、「いかにして相手に告白させるか」ばかりを考えるようになり、権謀術数の限りを尽くした“恋愛頭脳戦”を繰り広げる。(wikipediaより)

おそらく日本のラブコメ漫画の中で5本の指に入るくらいには売れているこの作品は、現在最もホットな作品でもある。

 

さてこの作品、一体全体何が面白いのか。私はこの作品の面白さは三つの点にあると思っている。

 

 

① 恋愛の矢印が双方向的であり、一対一である。

最近のラブコメは男1女複数といういわゆるハーレムに近い形のものが結構登場していたが、ハーレムというのは実は書きにくい存在でもある。それは現代日本を舞台にしている限り、結を綺麗にまとめきるということが極めて困難だからだ。

その反面『かぐや様』では、白銀御行と四宮かぐやの関係はお互いがお互いを好きという極めて単純な関係になっている。ハーレムも面白いが、やはり現実的な着地点(付き合う)が見えている本作品は、テンポがよく読んでいて楽しい。

 

② 「告らせたい」という状況が物語をスムーズに進行させている。

お互いがお互いを好きなのに、自身のプライドが相手に告白してもらいたいがゆえに恋愛バトルが発生するのだ。そしてなによりこの作品は、時間が経つにつれて登場人物がどんどん成長していく。彼彼女は一緒にいる時間を積み重ねることで、人間的にも成長し恋愛的にも素直になっていくのだ。

人は成長する生き物である。しかし幾らかの作品においては、物語の都合上精神的に成長しない人間が出てくることがある。しかしそれは時には毒となるのだ。そういった問題点を排除している点は、本作品のよい点であろう。

 

③ あまりにも魅力のある登場人物たち。

これはもう読んでみてくれ!と声を高らかにして言うしかない。本作品に完璧超人は(まだ)いない。人間として強みを持っているが、反面あまりにも人間的な弱みを抱えていたりする。

しかしそれがいいのだ。彼等彼女らはどこまでも人間味があり、魅力がある。特に石上会計。私は彼と白銀会長がかなり好きだ。時に弱みを隠しながら、呪詛をはきながら、それでもなお逆境や不正義に対して行動できる彼等が。

 

色々書いてきたが、やはりこの作品は面白い。なので興味がある方は、三巻まで一気に買って読んでみることをおすすめする。この作品は話が進むごとにどんどん面白くなる作品であり、最新話が楽しみになるはずだ。

皆様方によい漫画となれば幸いである。

それではまた。

 

 

 

 

悪い空気に晒されて。

 

私が今いる場所の雰囲気が悪い。いや、ギスギスしているわけではないのだ。なんだか倦怠感と停滞感に支配されている。

昨日象牙の塔という言葉を使ったが、

 

momiji-sake.hatenablog.com

 

まさしくそんな感じなのだ。

我々は学ぶことが好きだ。学ぶことは多くのことを教えてくれるし、それは生きていく上で役に立つ。しかし、象牙の塔にこもるということは、そこで得た知識を外に出せなくなるということでもある。

我々が現実逃避を行い諦めてしまえば、何も発生しない。それをしていいのは諦めきった人だけだ。

私はあそこに近寄る回数を減らした方がよいのかもしれない。そうしなければ、停滞という底なし沼に嵌まってしまいそうだから。

それではまた。

 

 

大停滞

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新書863 21世紀の長期停滞論 (平凡社新書)

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