紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

合理的に、だってさ。

 

合理的、合理的。

便利さがあまりにも普及すると、その便利さが人間にも及ぶのだ。

それこそが、インフルエンサーの皆様方が高らかに叫ぶ「合理的」や「合理性」なのだろう。

 

しかしまあ、人ってそんなに合理的に生きられたっけと疑問に思う。

身の回りのものを合理化して、人間関係も合理化していく。

拙速は罪であり、無駄こそが罪となる。

...そこに「人間」はいるのだろうか。

いや、順応していける人は軽々と、もしくは学びながら、踏ん張りながら生きていくのだろう。ではそうでない人は?

 

淘汰といって了うのはあまりにも華がないのではないか。

折角の現代社会、人間はもう少し生きやすい世の中を構築してもいいのでは。

だが、今の世の中を心地よいと、生きやすいと感じている人も確かにいるのだろう。

そうした人々が、「文化」や「雰囲気」、そして「規則」を作っている。

では私はどうやって生きていこうか。

誰かが作った規範というバスに乗って生きるのか、自分の足で歩きながら生きる方法を見つけていくのか。

まだまだ答えは出ないが、頑張っていきたいと感じた今日であった。

それではまた。

 

 

合理的選択

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合理的な神秘主義‾生きるための思想史 (叢書 魂の脱植民地化 3)

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