私の人生は特に高級店に連れて行ってもらった記憶がないにもかかわらず食に彩られている。
理由はわからないしいつからかもわからないが、私は美味しいものを追い求める人間になった。
実はこの考えは就活の裏指標の一つでもあったくらいには重要である。
私は就活において、人並みかそれ以上の給与をもらえる仕事に就きたいという願望を抱いていた。
おそらくそれは達成されたが、その理由はやはりある程度のお金があれば一定水準以上の食事にありつくことができるからに他ならない。
金は手段だ。
そして私にとって食事は目的だ。生きるための手段とする人もいるだろうけど、やはり私にとっての食は目的でありたい。
そう考えたとき、美味しいものを食べることが私の人生の原動力となっていることを強く感じた。
満足のいく食事を。
それこそが人生だと信じて。
それではまた。