紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

我が懐かしき幼年時代。~奇術師のかばん~

本日は二つほど失敗したことがあった。小さなことであり、取り返しのつくことではあるが、心を入れ替えて生活していこうと思う。

 

前置きはこれくらいにして、今回はタイトルからはわかりにくいが児童文学についてのお話である。

児童文学。

日本における児童文学は近代文学の成立と同時期に形成されたそうだが、その中でもとりわけ有名なのは鈴木三重吉が主催した雑誌である『赤い鳥』だろう。

これについてはこんなサイトがあるため是非見てほしい。


ではなぜいきなりこんな話をしだしたのかというと、私が昨日すごく懐かしい本に出会ったからだ。

昨日私は友人と一所に古書店巡りをしていた。四軒ほど廻ったのだが、三軒目(一番大きな古書店だった)でふとある本を見つけたのである。

それが、

奇術師のかばんであった。

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私が見つけたのはこの本ではなく別の出版社のもっと古いものであったが、中身は一緒だった。

それを見たとき、私が幼少期の時にこの話を実家で読んだことがあると思いだしたのだ。上の写真は、私の実家にある本である。

 

ああ、そういえば。

私は子どもの時、多くの本を読み聞かせてもらって、多くの本を読んだなあ。

そんな思いが改めて湧いてきたのである。

この気持ちを基底としながら、明日からは更に本を読もう。本を読むことは、人生において必ずプラスになるから。そう思った土曜日であった。

 

最後になるが、上で紹介した『奇術師のかばん』は文学として読んでみても面白いが、書かれている社会状況や作中内の環境について考えてみるとよりいっそう楽しめるだろう。これも大人の楽しみ方だと思うのだ。

それではまた。

 

 

魔法のテーブル・奇術師のかばん (赤い鳥名作童話 9)

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赤い鳥名作童話 全11巻

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