今週の木曜日にテストがある。
この講義の単位は取ってもも取らなくても卒業できるが、区切りをつけるという意味ではしっかりと取っておきたい。
人生は力を入れるべき場所と抜くべき場所がある。
私の人生において、大学で力を入れたことは間違いなく学業であった。
単位取得もそうだが、ゼミ発表、そして卒業論文に力を入れた。
大学生活で他にもやるべきことはあったのだろうが、私は学問を深く学びたいと思ったが故に大学の門を叩いたので、その気持ちを曲げたくなかったのだ。
そんな私も、卒業論文を提出し、授業は今週のテスト一コマとなった。
ああ、私の大学生活が終わる。
それはいい、人生には終わりと始まりはつきものだ。
しかし、終わるならば、たつならば、立つ鳥跡を濁さずいこうと思った。
だからこそ。
最後のテストは頑張ろうじゃないか。
そうして、先生に「ありがとうございました」と言って去るのだ。
それが私が考える学徒であり、カッコよさなのだから。
学びに終わりはないが、学びに区切りはある。
区切りをきっちりつけることは、人生において重要だろう。
そんなことを考えながら勉強していた今日であった。
それではまた。