紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

Powell libraryにて。

 

突然だが私は図書館が好きだ。

これは私が図書館を人類文明の象徴であり、叡智の湖であり、人生の止り木であり、人々を幸せにする場所だと信じているからに他ならない。

 

そんな私が、世界的にも有名なカリフォルニア大学ロサンゼルス校内にあるPowell libraryに足を踏み入れた。

 

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入り口からして風格に満ち溢れている。

本を蓄えて来たことに対する、絶対的な自信が感じられた。

 

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中にも威厳がある。

まるで経験と実績を積み重ねた学者のような重みだ。

 

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もう言葉も出ない。

本を読み、知を深めるのにこれ以上の場所があるだろうか。

そりゃあタブレット電子書籍の隆盛著しい現代においてはどんな場所でも学ぶことはできるだろう。

しかし、だからこそ。

学ぶための機能を今も生かし続けている歴史ある図書館は、より深く、より真理に近い学問を提供できるのではないか。

あまりにも美しい図書館内部の光景を見ながら、そう思ったのである。

 

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この深く腰掛けられる椅子もいい。

 

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そうして感嘆の念を抱きながら、図書館を後にした。

帰り道で学生支援ボランティアの人と話したが、気分が高揚していたこともありスラスラと英語を話せたように思う。

 

いずれにせよ、今日は良いものを見れたし良い出会いがあった。

やはり人生は楽しい。

こう思えることは、今私が何よりも幸福なことの証だろう。

図書館は人を幸せにするという自論を更に補強できた今日であった。

それではまた。

 

 

世界の美しい図書館

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