紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

下越旅行記。

 

新潟の下越は平野が広がっている。

故に新潟市の中心から少し出れば、いい感じに育ってきた稲田を見ることが出来るのだ。

 

おととい、私は家族及び友人と下越を探索することにした。

これは友人が外国人であり、普段行かないような所に連れて行ってはどうかという考えがあったからである。

田園風景を見ながら、先ずは旦飯野神社へ向かった。

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何でも地元民には周知の神社らしい。

細い階段を上っていくと本殿があり、その横にはミニトマトとバジルが置かれていた。

自由に持って行ってよいとのことなので一つ食べたが、これがなかなかに美味しい。

 

参拝をした後、周りを歩いた。

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ちょうど台風が来ていたため小雨が降っており、露となって草木を濡らしていた。

ああ、やはり雨はいい。

自然が艶やかに色付く。

そんなことを考えながら、次へ向かった。

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ここは水原代官所である。

江戸時代における天領の行政機関とでも言えばいいだろうか。

私たちが入ったときには他に人がおらず、静かな雰囲気を醸し出していた。

隣に水原ふるさと農業歴史資料館があり、小さいながらもなかなかに充実した展示だった。

 

お昼を挟みつつ、午後は新津美術館へ。

光と遊ぶというコンセプトの『魔法の美術館』が企画展として行われていた。

そこには本当に楽しそうに光を追う子供たちがいて、こちらまで元気をもらったのである。

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光は色を作り上げ、世界をより美しく照らす。

そんな考えを周囲と共有しつつ、帰路についた。

 

そこそこの距離を移動した一日であったが、だいぶ満足できたように思う。

友人らも楽しかったと言ってくれたし。

また今度来たときは、新潟県民ですらあまり知らない素晴らしい場所に共に行こうと強く思った。

それではまた。

 

 

新潟県伝説集成〈下越篇〉

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新潟の海釣り場ガイド (BIG1 164)

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