今日面接があった。
夜行バスの疲れと久しぶりの面接だったこと、そして相方が東大の院生であったことなどが重なり猛烈にテンションが上がってしまった。
その結果がこれである。話を短く簡潔に纏めるという対話の基本を放り投げ、自分についてじっくり詳しく語ってしまった。加えて志望動機と会社を選ぶ軸を完全に本心から言ってしまったため、今日受けた会社の志望度があまり高くないことは間違いないバレたであろう。
あれで受かっていたら逆にすごいと思う。成熟した大人像ではなく、興味のあることに目を向けて子どもっぽい言動をする大学生像しか提供できなかったことが今日一番の失敗であった。
私は未だに成長しきれていない。少し気持ちが舞い上がれば、深層に潜むどこまでも自分中心な自己が顔を出す。それが何よりも恐ろしいのだ。
故に経験を積み重ねなければならない。改善をしていかなければならない。私の好奇心を根底とする子供っぽさは、場所によっては武器になるだろう。しかしそれは就職戦線においてマイナスになり得る。故に自分を成熟した大人として示すべきなのだ。私は大学生活を経て、そういった自己も確かに身に付けてきたのだから。切るカードは場所によって選べばいい。それこそが人生なのだから。
とりあえず経験を重ねることとカードの切り方が重要だと学べたことが、本日の収穫であった。なれば明日は今日よりよい人間になっていようではないか。人は成長できる生き物なのだ。
それではまた。
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