紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

明るく白い世界。

 

テスト勉強とレポート作成がかなり本格化している。テストはなんとかなる気もするが、レポートについては3000字×1、1000words×1、2000字×1があるため油断はまだまだできない。ああ、終了後の追いコンを楽しみにやるしかなかろう。

 

さて今回はそんな忙しい私の心を癒やしてくれたことについてのお話である。

皆様は雪はお好きだろうか。これは年齢と雪の降る量によって返答が大きく変わってくる質問であろう。私の見立てでは、年齢が上がれば上がるほど雪を煩わしく思うようになる。粉雪がちらつくくらいならいいが、10㎝以上積もられたらたまったもんじゃないという人も多いだろう。

 

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↑世界を白く染め上げる雪。舞っている雪だけが、私に時間が進んでいることを教えてくれる。

 

私はそうでなかった。いや、今でもそうではない。雪を見ればテンションが上がり、もっと降って欲しいと天に雪請いするくらいには雪が好きだ。

そんな私には好きな雪の降り方がある。雲が低空に存在して雪が降っている、非常に明るい夜である。これは雪国の人なら一度は見たことがあるだろう。

 

白い雪。

鉛色の空。

光を放つ都市と蛍光灯。

 

これらが夜に融合すると、「明るい夜」が現れるのだ。私はこれがたまらなく好きである。まるで時間を間違えたかのようで、違う世界に迷い込んでしまったかのように思えるから。

雪は我々にとって煩わしいものなのかもしれない。しかし、それでも雪は何かの魔力を持っている。昏い夜を明るくしてしまうように。なのでたまには雪をじっくりと見てみてはいかがだろうか。そうすれば何か新しいものが見えるかもしれない。

それではまた。

 

きらきら

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おかしなゆき ふしぎなこおり (ふしぎいっぱい写真絵本)

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雪 (岩波文庫)

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