紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

良い余生を。

本日は思ったことを書きなぐる。

私は生き方についてあまり深く考えたことがない。いや、考えたことはあるのだが、適切な交友関係、温かいお風呂、美味しいご飯、そしてストレスが少ない生活があればなんとかなるのではなかろうかという感情しか湧いてこない。

だからといって日々を無意味に過ごしたいわけでもない。なんだかんだいって私は人に褒められたいという承認欲求が結構あるタイプであり、それが人生において尾を引くと考えているのだ。私は私の感情によって道を誤ることはあってはならない。人に引きずり下ろされるならともかく、それに関しては一生心に病みかねないからだ。

まあそんな感情翌日には忘れているだろうけど。

 

生き方は選べる。しかし、案外死に方は選べない人が多い。そういったことを考えると、私の最期は畳の上で故郷の雪を見ながらがいいのだろう。

私はあそこに生きて、あそこでどうにかなりたい。そう思うことはこの新自由主義とグローバリゼーションの時代においては少数派になっていくかもしれないが、それでもわたしはあの場所を忘れられないのだ。

ああ、あの雪国よ。

 

故に善く生きようではないか。ソクラテスは善く生きることを、魂をより善いものに高めるために知を愛するべきだと述べたが、私もそうしていこう。

 

最期になるが、人生においてただ述べられた言葉であるのに私の心をつかんで離さない言葉を紹介して終わりにしようと思う。

 

「始めましょう。良い余生を」

            Fate/Grand Orderより 「両儀式

 それではまた。

 

 

ソクラテスの弁明・クリトン (講談社学術文庫)

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饗宴 (岩波文庫)

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