紅葉の映える日々。

Life is too short to drink bad sake.

富山の魚津にて。

本日は縁あって富山に行ってきた。なお「富山」という言葉は県外の人は「と→やま」と音程を変えずに発音するが、現地での発音は「と↑やま」なのだ。これは私が富山県民と交流して一番驚いたことであった。

 

今回は前置きと本文が結構関係ある。そう、さっきも書いたが私は富山に行ってきたのだ。今回行ったのはこちら、

魚津埋没林博物館

である。

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ここは全国でも、いや全世界でも珍しい埋没林を保存している博物館であり、気候変動の痕跡を身近で見ることができるという点で有名とのこと。

ココへ行った理由は授業の一環であったが、先生のわかりやすい説明があったのでわかりやすかったし、非常に勉強になった。

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↑これが埋没林である。通常水に浸された木は腐っていくが、この水が海水ではなく真水であった場合腐敗は進行しない。それは真水の塩分を含まない要素から来るものである。

富山の魚津はわき水の町として知られており、立山連峰から速く流れてくる冷たい水が扇状地という地形と合わさって地下へと潜り多量の地下水を生み出す。そして真水に浸された埋没林は、腐らずに2000年間保存されてきた。

 

埋没林が保存されていた経緯はこんな感じである。私はどちらかというと文系畑の人間であるが、生物や環境といった研究は大好きで雑誌もちょこちょこ読んだりするのである。ゆえに今回の課外授業は良いものであった。

 

最後になるが、今日は友人に連れられて富山駅ブラックラーメンなるものを食べてきた。

それがこれである。

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...黒っ。まあ尻込みしていても始まらないので食べた。

しょっぱい。いや、塩辛い。塩分の暴力である。友人はこれをスープごと完食していたが、私はスープは一滴も飲まずなんとか食べきるので精一杯であった。

これようみんな平然と食えるなあ...

そんなことを考えつつ、帰路についたのである。

それではまた。